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つぎ まえ
 ねん がつ ごう

 2001

12

 ゆきぐにの長岡も
 ことしは雪がすくないようです。


2001年12月号の「おしえて?赤十字」

おしえて赤十字 ●磐梯山の噴火(ふんか)

「博愛社(はくあいしゃ)」から「日本赤十字社(にほんせきじゅうじしゃ)」になったつぎの年、 1888(明治21)年7月15日に、福島県(ふくしまけん)の磐梯山(ばんだいさん)が大噴火(だいふんか)をおこしました。

磐梯山
山が大爆発(だいばくはつ)し、ふもとの村(むら)をあっというまにうずめてしまい、 川をせきとめてたくさんの湖(みずうみ)ができました。
死んだ人は470人、ケガをした人は1000人いじょうにもなりました。

救護隊

  【治療にあたる救護隊】
  1888(明治21)年

できたばかりの日本赤十字社はケガ人のてあてをする救護隊(きゅうごたい)をおくり、佐野常民(さのつねたみ)もかけつけました。

六角謙三(ろっかくけんぞう)さんなど福島(ふくしま)や仙台(せんだい)の医師(いし)たちといっしょにはたらき、 いまの東京大学医学部(とうきょうだいがくいがくぶ)の大学院生(だいがくいんせい)だった 芳賀栄次郎(はがえいじろう)・三輪徳寛(みわとくひろ)さんのふたりもボランティアとしててつだいました。

このふたりは日本(にほん)でさいしょの災害(さいがい)ボランティアといわれています。


災害救護発祥の碑
【日本赤十字社災害救護発祥の地】の碑
裏磐梯、五色沼(毘沙門沼)入口駐車場

もともと赤十字は、戦争(せんそう)をしているところで、人をたすけるしごとをしていましたが、 この噴火(ふんか)がきっかけとなって、災害(さいがい)のときでも活動(かつどう)するようになりました。

五色沼(ごしきぬま)のそばに、赤十字の災害救護(さいがいきゅうご)がはじめられた記念碑(きねんひ)がたっています。

いまの磐梯山(ばんだいさん)はきれいな湖(みずうみ)や高原(こうげん)にかこまれた国立公園(こくりつこうえん) になっています。





2001年12月号の「赤十字たんけん隊」

赤十字たんけん隊 ●看護学生さんのキャンドルサービス!

CANDLE     ♪♪〜
 ♪♪〜   

12月20日に、看護学生(かんごがくせい)さんのキャンドルサービスがありました。

CANDLE

    ♪♪〜
 ♪♪〜

看護学校(かんごがっこう)で学(まな)んでいる、学生(がくせい)さんたちが、 キャンドルをもって、ひとりひとりの患者(かんじゃ)さんに手作り(てづくり)の クリスマスカードと歌声(うたごえ)をプレゼントしてくださいました。

とても感動的(かんどうてき)でした。
看護学校(かんごがっこう)のみなさん、ありがとうございました。




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