だい2 回 「おしえて?赤十字」 |
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●赤十字(せきじゅうじ)って、なに? | |
- 2000年2月号 -
赤十字(せきじゅうじ)って、なんだかしってる? 赤十字というのは、スイスのアンリ・デュナンという人が、1863年に作ったものです。 137年も昔(むかし)だね。 アンリ・デュナンは戦争(せんそう)でけがをした人は、敵・味方(てき・みかた)のくべつなくたすけようとしました。 そのころは、戦争でけがをした人たちは、そのまま死(し)んでしまうのがふつうで、たとえたすけるとしても、みかたの人だけでした。 それを見(み)たアンリ・デュナンは 「けがをした兵隊(へいたい)は、もう兵隊ではありません。人間(にんげん)です。 人間どうし生命(いのち)をたすけあいましょう。」 と考(かんが)えました。 【絵は 東郷青児 作:「ソルフェリーノの誓い」日本赤十字社 蔵】 これに賛成(さんせい)した国(くに)があつまって、1863年に約束(やくそく)をきめました。 これが赤十字のはじまりです。 これはそのあと、たくさんの国にひろがり、病気(びょうき)の人をたすけたり、 災害(さいがい)がおきたときに救助(きゅうじょ)したりする赤十字が世界中(せかいじゅう)にで きました。 【絵は 1864年ジュネーブ条約調印式】 ですから、赤十字は病院(びょういん)だけではなく、いろいろなところでたくさんの人が、 人間のいのちをたすけるためにはたらいているんだよ! |
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