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雪国・長岡も ようやく春めいてきました。 |
2000年3月号の「おしえて?赤十字」 |
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●赤十字をつくった人:デュナン (その1) | |
赤十字(せきじゅうじ)をつくったのはジャン・アンリ・デュナンという人です。 1828 年5月8日、スイスのジュネーブでうまれました。 1859 年6月、イタリアで「ソルフェリーノのたたかい」といわれる はげしい戦争(せんそう)があり、たくさんの人がけがをしました。 このとき、31歳(さい)のデュナンは、町(まち)の人たちといっしょに、 けがをした人たちを敵・味方(てき・みかた)のくべつなくたすけました。 ジャン・アンリ・デュナン Jean Henri Dunant (1828-1910) 戦争(せんそう)のあと、デュナンは「ソルフェリーノのおもいで」という本(ほん)を かきました。 その本でデュナンは、 ・戦争(せんそう)でケガしたり、病気(びょうき)の人をたすける団体(だんたい)をつくろう! ・そのために、たくさんの国(くに)があつまって約束(やくそく)をきめよう! とよびかけました。 デュナンは、いろいろな国(くに)をいっしょうけんめいに説得(せっとく)しました。 これに賛成(さんせい)した国(くに)がジュネーブにあつまって、1863年に約束(やくそく)をきめました。 これが「ジュネーブ条約(じょうやく)」という約束(やくそく)で、赤十字のはじまりです。 はじめは、ヨーロッパの16の国でしたが、いまでは世界中(せかいじゅう)の175の国に赤十字ができています。 【絵は デュマレスク作:「篤志の救護者」】 ソルフェリーノのたたかいでの、デュナンたちのかつやくをえがいたもの。 |
2000年3月号の「赤十字たんけん隊」 |
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●アンリ・デュナンの像(ぞう)! | |
長岡赤十字病院(ながおかせきじゅうじびょういん)にも、デュナンの像(ぞう)があるよ。 2階のエレベータのりばの左がわにいるよ。 ちょっと、わかりにくい場所(ばしょ)だけど、さがしてみてね。 白地(しろぢ)に赤十字(せきじゅうじ)の赤十字マークは、デュナンのうまれたスイスの国旗(こっき)の色(いろ)をぎゃくにした ものなんだって。 赤十字の本部(ほんぶ)も、デュナンのうまれたスイスのジュネーブにあるんだよ。 それから、アンリ・デュナンの誕生日(たんじょうび)の5月8日は、「赤十字の日」なんだって! |
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