だい21 回 「おしえて?赤十字」 |
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●日本赤十字社のマーク | |
- 2001年9月号 -
「博愛社(はくあいしゃ)」から、1887年:明治(めいじ)20年に「日本赤十字社(にほんせきじゅうじしゃ)」になまえがかわったあと、 マークも白地(しろぢ)に赤(あか)の十字(じゅうじ)の「赤十字マーク」がつかわれるようになりました。 【日本赤十字社の社章】 このマークは日本赤十字社の社章(しゃしょう:かいしゃのマーク)です。 桐(きり)と、竹(たけ)のえだに、鳳凰(ほうおう) がデザインされています。 1887年に佐野常民(さのつねたみ)は、昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう:明治天皇のおきさき) にお目にかかって日本赤十字社ができたことをほうこくしました。 このとき皇太后はかんざしをお見せになって、この模様(もよう)をマークにつかうようアイデアをだされました。 このかんざしは天皇家(てんのうけ)にむかしからつたわるもので、いまも正倉院(しょうそういん)に保存(ほぞん)されているそうです。 鳳凰(ほうおう)は、むかしから中国(ちゅうごく)でとうとばれた伝説(でんせつ)の鳥(とり)です。 クジャクや「火の鳥」のようなすがたで、桐(きり)の林(はやし)にすんでいて、竹(たけ)の実(み)をたべるといわれています。 世界(せかい)が平和(へいわ)なときだけ、太陽(たいよう)の光(ひかり)に乗(の)って飛(と)んでくるのだそうです。 【昭和32年100円銀貨】 右のコインは、むかしの100円玉です。 鳳凰(ほうおう)がデザインされています。 |
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