だい22 回 「おしえて?赤十字」 |
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●昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう) | |
- 2001年10月号 -
【昭憲皇太后】1849〜1914 (しょうけんこうたいごう) 明治天皇(めいじてんのう)のおきさきの昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう) は、 日本赤十字社(にほんせきじゅうじしゃ) ができるときに、たいへん大きな援助(えんじょ) をなされました。 日本赤十字社のマークも昭憲皇太后のアイデアをもとにして作られました。 昭憲皇太后は 1912年 (明治45年、大正元年) には、赤十字のために10万円 (いまの3おく円くらい) を寄附(きふ) しました。 これは『昭憲皇太后基金(しょうけんこうたいごうききん)』とよばれ、その利子(りし)が世界中(せかいじゅう) のこまっている人たちのためにやくだてられています。 昭憲皇太后のなくなった4月11日に、まいとし国際赤十字・赤新月社連盟(こくさいせきじゅうじ・せきしんげつしゃれんめい) がおくりさきをきめています。 いままでに 500以上の国(くに) のためにつかわれているんだって。 昭憲皇太后は教育(きょういく) にもたいへん熱心(ねっしん) でした。 この和歌(わか) は、東京女子高等師範学校(とうきょうじょししはんがっこう:いまは、お茶の水女子大)へおくられました。 『宝石(ほうせき)も鏡(かがみ)もみがかなければ光らない。 人もまなばないと、よいところをのばせない』といういみだって。 |
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