だい25 回 「おしえて?赤十字」 |
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●国際会議(こくさいかいぎ) に参加 | |
- 2002年1月号 -
1887(明治20)年9月に、第4回の赤十字国際会議(こくさいかいぎ)が、ドイツのカルルスルーエというところでひらかれました。 このとき、はじめて日本の赤十字も国際会議(こくさいかいぎ)にさんかしました。 政府(せいふ)の代表(だいひょう)は石黒忠悳(いしぐろただのり)、赤十字の代表(だいひょう)は松平乗承(まつだいらのりつぐ)でした。 【石黒忠悳】1845〜1941 (いしぐろただのり) のちの第4代日本赤十字社長 新潟県小千谷市片貝町の出身 【松平乗承】1851〜1929 (まつだいらのりつぐ) のちの日本赤十字副社長 このころの赤十字は、おもにヨーロッパで活動(かつどう)していました。 石黒忠悳たちは、この赤十字の活動(かつどう)を、ヨーロッパだけではなく、せかいじゅうにひろめることを 国際会議(こくさいかいぎ)でみとめさせました。 このとき、ドイツ語の通訳(つうやく)をしたのは森鴎外(もりおうがい)でした。 森鴎外はゆうめいな小説家(しょうせつか)ですが、医学のべんきょうのためにドイツに留学(りゅうがく)していたんだって。 【森鴎外】1862〜1922 (もりおうがい) 『舞姫』『高瀬舟』『山椒大夫』 などの作者 |
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